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深夜2時に玄関で、私の靴と自分の靴を丁寧に磨く人間を見て、生まれて初めての感情を覚える
私が手にできたはずのものと、実際に手のひらにあるものと、手放してきたものについて、また誰かに搾取されたものについて考えてみる。
もうダメかもしれないと思った時に、淵から落ちそうになる私の手を、引っ張るでもなく、落とすでもなく、ほんの少しつま先を生きる角度に向けさせてくれたのはコンビニスイーツだったな
信頼できるところは沢山ある。
まず私の靴を丁寧に磨いてくれるところ、
そして私の話を遮ることなく聞いてくれるところ、なにより胡散臭い同情をしないところ
ふうん、そっか、大変だったんだ、これからは大丈夫だよ。と同情とかじゃない、哀れみとかでもない、過去をただ過去として受け取って、確実に未来に目を向けている人の言葉だな〜
しなくていい苦労はしないほうがいい
貧乏とか、ありえないこととか、ありありと想像することが不可能な超自然的な苦労とか。
その苦労があったから〜今我慢強くなった、屈しない心ができたうるさいうるさい、苦労を押し付けてきた側が言うな。しなくていい苦労をさせた側が言うな、黙れ、とブチギレてしまう私に。
死ぬまでに小説を書いてみたい。3作品くらい、私の話を誰かに読んでほしい。文字の温度管理はちゃんとやります
私の自由な心について、誰にもわからない揺れ動きについて。私のためだけの私の心の一部について誰かに聞いてほしいし、知ってほしいし、興味を持ってもらいたいな。そう在りたいな
いつか私の紡ぐ言葉が、誰かにとって最適な場所になるといいな。私にとっての村上春樹みたいに、私が求めていた温度と湿度と場所が図書館の棚にあったなんて。私は長い間知らなかったな、知ってはいたのかな
グッと空間を押し広げて、私の息が詰まる苦しさを取り除いてくれる村上春樹さんが作る世界のように。誰かにとって こう 在れるように、
小説を書くことが叶わなくたとしても、私が作る時間と、私と会う時間と、私が作る料理と、私が過ごした今日という時間と、、その他について。誰かにとっての良い場所に少しでもなれるといいな♩
辛いことも多いでしょう、春はね特に気持ちが沈みやすいから。
沈んだときはシフォンケーキを食べましょう。
コーヒーも淹れましょうね、知ってますか?ハーブスのコーヒーはおかわり自由なんですよ♩
苦しい時間が減りますように、どうか祈りとして届きますように