すいすい〜と読めますね。読者への配慮を感じる
村上春樹さんの長編は湿度管理が厳重すぎる。
意図しない湿度を感じることがない。計算された湿度、だから重くない。
意図しない湿度は重い、息が詰まる、それ以上踏み込むのをやめようと思う。
作品の中では実際の日本の地名が出てくるけれど、想像する景色は割と外国に近い。それは文章からくる湿度に関係しているのかもしれないなあ
もうすぐ肌がベトベトする梅雨がやってくる。
海辺のカフカに出てくる図書館で過ごす梅雨はどんなものだろうか、いいなあ、過ごしてみたいな
木でできた椅子に太ももが触れる感覚が好きではないから、海辺のカフカに出てくる図書館で梅雨を過ごすことが無理そうな私は
上野の美術館か博物館でソファに横になりたい。
かはくの剥製のコーナーでずっと絵を描いていたおじいちゃんはどこへ行ったんだろうか。
私のお気に入りコーナーは天井に鯨の骨が展示されてある地下2階?かな
鯨の腹に自分がすっぽり囲まれた様子を思い浮かべてみる